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2021年11月30日 (火)

月の終わりの退院~入院10日目(終)

いよいよ退院の日。思えば、入院当初4日間の絶食はツラかったのですけど、早くも、ほとんど記憶の彼方に飛んで行ってしまいました。

というのは「お腹すいたなあ、何か食べたいなあ」と思い続けるというのは、地味なツラさが長く継続するだけで、激痛があるわけでも、夜も寝られないほどでもなく、記憶のインパクトしては薄いんですよね。

短い時間なら割と耐えられることが、通常の生活ではないぐらいの長さで続くだけ。終わってしまえば、初日の重湯の食事も、その後の3分粥も「なんだか割と美味しかった」と、1週間も経たないうちに良い思い出に塗り替えられています。

そんな絶食より、何度も刺し直されたり、静脈を探して刺さったままの針を腕の中でぐりぐりされたり、針だけを腕に残して点滴が外れたり…という一瞬でしかない注射針の痛さの方が分かりやすく、思い出しやすくて記憶に残っています。

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朝食を摂った後、今後の検査の日程、支払いなどの説明がありました。そして「退院が決まってるんで、すぐ出てください。午前10時にはベッドを空けてください」とか言うんですよ。いやいや、事前には「午前中にどうぞ」といわれたので、妻が迎えに来るのは昼過ぎなんですがと言うと「そうなっているなら、それでいいです」みたいな返答。出張先で泊まった感じの悪いビジネスホテルを思い出しました。

さて。

退院後の最初の食事はケンタッキーフライドチキン。薄味に慣れた入院生活の後、表面の塩気とスパイシーなチキンを食べて、果たして人は美味しいと感じるのか。入院中に思いついた実験です。

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味が濃いなあでも、めちゃ美味いなあでもなく「いつものように美味しい」チキンでした。病院食がササミや胸肉中心だったので、皮と脂の美味しさを再認識した感じです。

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