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2015年4月17日 (金)

買い物しチャイナ

私の仕事場は2階。来客の見送りに降りると、1階のCATVの受け付けから、中国語らしき言葉が聞こえてくる。何やらお困りの様子なので話を聞いてみた。片言の英語から判断すると、男性2人は「電気店で買い物したい。人民元を両替したい」と言っているようだ。

日本語を話せず、しかも円を持っていない人がなぜ、大竹駅前にいるのだろう。ここまで、どうやって来たのかしら。疑問は尽きないけれど、まずは両替をしなければ彼らは動けない。まずは銀行へ。こちらも片言の英語、口で伝えるのが難しかったので一緒に連れて行くことにした。

あれこれ話していると、彼らは香港の船員で、日本中を巡っており、大竹で荷下ろしをし停泊中とのこと。きょうは時間があるのでパソコンと時計を買いたいという。iPhoneで「タグホイヤー」の時計の写真を出し「これ、これ」と教えてくれるのだけど、大竹に高級時計店はないしなあ。広島まで出れば何とかなるだろう、JRと広電の便を教えてあげなければと、考えていた。

船員の2人はかなり感じのいい人で、銀行で両替を待つ間、何度も「忙しくないか? ここで大丈夫だよ」と言う。いやいや、私も乗りかけた船(相手が船員だけに)、大竹を、広島を堪能できるようお付き合いしますよ。

無事に両替を済ませ、JRの乗り換えを紙に書いて渡そうと支局へ向かって歩き出したら。昼食を食べよう、お礼におごりますよと言う。時計を見たら午後2時前。そっか、2人もお腹が空いたろう。中華料理店に行くかいと尋ねたら、大きく首を横に振り、日本の店にすると。日本の中華料理店も意外とおいしいんだけどね。

ごちそうになった後、「大竹Ootake-広島Hiroshima」「EDIONに行きたい」「タグホイヤーの時計がほしい」などと紙に書き、どこに行けばいいか分からなくなったら、この紙を人に見せれば何とかなると伝えて別れた。「ユー、グッドマン!」と感謝されちゃった。えへへ。

片言の英語同士でも、なんとか会話は成立するものだ。いや逆に、片言同士だからよかったのかも。日本の地名はほぼローマ字読みで話してくれて助かったけど「ベイハイドの雪山がきれいだった」と言われたときは、ポカンとしてしまった。iPhoneに漢字で「北海道」と書いてくれ、ようやく納得。なるほどねえ、広東語読みなのかな。

それにしても、なぜ、彼らは数ある施設の中で、警察でもなく、駅でもなく、大竹メディアステーションに飛び込んできたのか。その疑問は会話の中で解けた。

「ユー、チャイナニュースペーパー?」

あ、中国新聞の看板を見たんだわ。これ、チャイナの中国ではないのよねん。あの2人、ちゃんと買い物できたかなあ。時間のあるうちにどんどん、買い物しチャイナ。

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