« ちねり米 | トップページ | 手羽元の甘酢煮 »

2014年8月27日 (水)

かすとり焼酎

先日、「かすとり焼酎」というものを初めて飲んだ。新潟の純米酒の酒粕で作った焼酎で、すっきりしていてめちゃめちゃ美味い。気に入ったので、ボトルで買ってきた。



「かすとり」を漢字で書くと「粕取り」。ただ、「かす」の音の印象がよくないからか、ボトルには「粕取り」の文字はなく、大書してあるのは「吟醸焼酎」。そちらの方が、この焼酎の味をよく表していると思う。

「粕取り(かすとり)」を大辞林(電子版)で調べてみると「酒粕を蒸留してとった焼酎。独特の香味がある。粕取り焼酎」との意味があり、次に「米または芋から急造した粗悪な密造酒。第二次大戦直後に盛行」との記述があった。本来の「粕」が「残りカス」になり「粗悪な酒」の意味に変わってしまったらしい。う~む、これは本当の粕取り焼酎に対して申し訳ないぞ。

んで。

「かすとり」の言葉を実際に聞いたのは今回が初めてで、この言葉を知ったのは、何かの小説で「かすとり雑誌」という表現があったからだと思う。「かすとり雑誌」の意味はよく分からなかったが、何やら蔑んでいるらしい表現であることは分かった。これについても、大辞林に記述があった。

「低劣な記事を主とした雑誌。粕取りを三合飲めば酔いつぶれることから三号でつぶれる雑誌の意という」

へぇ~、何だか洒落たというか、駄洒落の延長みたいですなあ。にしても、粗悪じゃない酒であっても、3合飲んだらかなり酔いますよ。昔の人はお酒が強かったのねん。

|

« ちねり米 | トップページ | 手羽元の甘酢煮 »

独り言至極」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1124357/57313763

この記事へのトラックバック一覧です: かすとり焼酎:

« ちねり米 | トップページ | 手羽元の甘酢煮 »