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2013年5月16日 (木)

本のことを忘れないうちに

先日、図書館で借りて読んだ生島淳著「スポーツルールはなぜ不公平か」。全く知らない著者で、発行も10年以上前。その後もどんどんスポーツルールは変わっており、内容的には古くなっている。けれど、取り上げているテーマは今も健在。興味深い内容だった。

まずイギリス発祥のスポーツ(フットボール等)、アメリカでつくられたり独自の進化を遂げたスポーツ(バスケ、アメフト等)の歴史をたどりながら、背景にある文化にも言及。そして、商業主義が進んだ五輪とテレビ優先でのルール改正(バレーボール、卓球等)を取り上げ、なぜ日本人が活躍するとルールが変えられてしまうのかについて、ヨーロッパ人の基本思考に触れながら考えていく。

現在、レスリングは五輪競技に残れるかどうか、苦しい立場にある。「なぜだ」「日本のメダル数が減る」という批判をするのは簡単だけど、なぜそういう流れになってしまったのか、欧州の思考、競技団体の努力などを考えていくと、ここに至る過程が見えてくる。

生島淳氏より以前、スポーツルール本の分野では中村敏雄氏、中尾亘孝氏が知られていたそうで、この本でも抜粋して紹介されている。ルールは単なる規則を書いてあるのではなく、裏にはその競技の歴史、競技が生まれた国の文化が詰まっている。こういうことを考えると、無味乾燥のルールブックが時代小説に見えてくる。子どものころ、易しく解説された野球のルールブックを読むのが好きだったんだよね。この分野の本、もう少し探してみようっと。

もう一つ、書籍関係でメモ。夢枕獏著「神々の山嶺(いただき)」。ストーリー中、ジョージ・マロリーはエベレストに登頂したのかという登山界の謎の実話を絡めてあり、1999年にマロリーの遺体が発見された後、内容を手直しされたそうな。お勧めだということなので、これも探して読んでみることにする。

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仕事は朝刊社会面デスク。弁当に葉わさび漬けを入れてきた。うむ、美味しい。美味しいうちに食べてしまわないと…

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仕事後、いつもの店へ。昨日、今シーズン初めて冷しゃぶを食べた。一緒に素麺を食べると絶品だということをコドモ先輩の注文で思い出した。そんなわけで、今日は仕事中も素麺待ち気分。食べたい物にありつけると、幸せになりますなあ。

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