« ビミョ〜とは、こういうときに使う | トップページ | 京都いう日は二度とはこない »

2013年5月 8日 (水)

変わる街

ふらふらと周囲を見ながら歩くのは、元々好き。おもしろそうな物があると、写真を撮ってブログネタにしたり。この「ふらふらと歩く」ことを「フィールドワーク」と呼ぶと、なんだかかっこよく聞こえるということを、今読んでいる本で知った。

大辞林によると「文化人類学・社会学・地質学・生物学などで、研究室外で行う調査・研究。実地研究。野外調査」とあるから、ふらふら周囲を見ながら歩くこととは同義ではないのだけども、広い意味では「調査・研究」と呼べなくもない。いや、やっぱり呼べないか。

ともかく。通勤ルートを一つだけにしないのは(JR、広電、バスなど交通機関ごとに会社までの徒歩ルートが違う)、気分転換もあるけど、街の変化を眺めているということもある。

会社最寄りの広電駅近くにあった印鑑店。今日見てみると、空っぽになりテナント募集の看板があった。以前から漠然と、街の印鑑店はどうやって売り上げているのだろうと不思議に思っていた。実印を作るのは生涯で何度もあるものではない。私の持っている実印は、高校の卒業記念にもらった物。印鑑店で自分の印鑑を作ったことは一度もない。飛び込みで印鑑を買ったのは、学生時代にバイト代受け取りのためとか、急ぎの履歴書提出だったか。金額にして300円前後。

そういえば「三文判」という言葉、最近は聞かなくなった。今の時代、よっぽど珍しい姓ならともかく、私のようなありふれた姓だと、百均ショップに置いてある。そもそも、三文判を必要とする場面が生活の中でほとんどない。

このほかに印鑑店を使うことがあるとすれば「FAX済」など、業務用の書類に押すスタンプ印か。これにしても、数百円で一度買えば、次に必要とする場面は、何年後か分からないぐらい先。年賀状用のスタンプにしても、年に1回しか利用しない。

不思議に思いながらもそこのあり続けると思っていた印鑑店がある日突然、消えた。ぼんやり20年前の街中を思い出すと、今よりも印鑑店の数が多かった気がする。

全国の印鑑店が減っているのか、ネットで検索してみた。正確な店舗数の推移はすぐに分からなかったが、ヒットしたのが「全国唯一の養成校、存続危機」という情報(M紙に掲載された記事のコピーらしい)。これによると、はんこ職人を養成する職業訓練校が横浜に1校だけある。機械化で手彫り需要が落ち込む中、後継者は減り続け、訓練生はピークの10分の1になっているとか。「印章彫刻技能士」なる国家資格があることも初めて知った。

どうやら、印鑑業界を取り巻く環境が厳しいらしいことは分かった。店舗の奥の薄暗いとこで、ゴリゴリと何かを削っている姿は、まさにプロ、かっこいい姿だったんだけどなあ。

1368146534253.jpg

仕事は朝刊社会面デスク。たまにこれを食べないと、パワーがなくなる。

JR東日本社長が、来春の消費増税に合わせ、運賃を1円単位にしたいという方針を会見で示した。JR東ならSuica、JR西ならICOCA、乗車時に現金ではなく、乗車カードを使っている人は多いと思う。どうせ現金が動くわけではないから、1円単位での運賃設定は条件付きで賛成。

この動きに呼応してもらいたいなあと思うのが、広島地区限定の乗車カードPASPY(パスピー)。プリペイドカード全盛時代、バスカードは1,000円券なら1,100円分、5,000円券なら5,500円と1割のプレミアが付いていた。プリペイドカードが廃止になり、PASPYも割引率は引き継いだものの、1円単位は切り捨て。運賃190円区間なら19円割り引くところ、切り捨てて10円引き。これって、割引率はほぼ半減してますな。

というわけで。乗車料金への消費税分の上乗せを1円単位でやっても構わないから、同時に完全1割引を実現してくれないかしら。

1368146537430.jpg

仕事後、直帰。いただき物の煮豚。美味しゅうございました。レシピもいただいたので、この作り方で試してみようっと。

|

« ビミョ〜とは、こういうときに使う | トップページ | 京都いう日は二度とはこない »

日々の日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1124357/51568580

この記事へのトラックバック一覧です: 変わる街:

« ビミョ〜とは、こういうときに使う | トップページ | 京都いう日は二度とはこない »