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2013年3月11日 (月)

命の重さ

休日の夜。夕飯の後、飲みながらつまんでいたのはコレ。

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一つは鯨。醤油、ショウガ、ニンニクなどで味付けしてあったので、焼いた。

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もう一つはちりめんじゃこ。オイルサーディンのオリーブオイルでカリっとなるまで軽く炒めた。どちらもおいしい。

鯨を食べるたび、捕鯨反対グループの「鯨は賢い動物だから殺してはいけない」という主張を思い出す。賢いから殺してはいけないっていうのは、逆に考えれば、賢くないものは殺してもいいということ。これって、差別的発想の根本だと思うんだけどなあ。

鯨を食べるとき、鯨一頭の命で何食分が取れるのだろうかと思う。自分たちが生きるうえで、他の生物の命を奪うのが業だとすれば、奪う数は少ない方がよいのではなかろうかと思ったり。奪った命は骨までしゃぶる。それが私なりの供養の考え方。

対して、ちりめんじゃこ。この一皿の上に何十、何百匹乗っているのか分からないほど多くの命が乗っている。鯨を食べる人より、ちりめんじゃこを食べる人の方が奪っている命の数は多い。けど、「ちりめんじゃこ保護団体」なんて聞いたことないし、そういう団体が瀬戸内海の漁船に乗り込んだというニュースも聞かない。こっちの方がよっぽど、大量虐殺だぞ。

「鯨はかわいいから『自分は』食べない」という主張ならいいけど、食べる文化を否定するのはどうかと。そう考えると、インド人って、寛容な民族なのだと思う。インド人が欧米人に対し「牛を食べるのは野蛮だ」などと執拗に非難したなんてことは聞いたことがないもん。

インドが世界の覇者になり、牛肉を食べる欧米人を糾弾するーという映画を誰か作ってくれないかしら。「鯨を食べるな」という主張がいかに不合理で、他文化への寛容力のない傲慢な態度であるか、世界に知らしめることができるかもよ。

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