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2012年6月 5日 (火)

「出生率」の思い出

女性1人が生涯に生む子どもの推定人数を示す「合計特殊出生率」の2011年分が発表された。前年と同じ1.39。この「合計特殊出生率」という言葉を見ると、あらゆることにアンテナを立てていなければならないのだな、と反省する気持ちを思い出す。

私が社会人になったのは1991年。シュウカツ(当時はこんな言葉はなかったけど)をしていた1990年、今いる会社の入社試験で「1989年の合計特殊出生率は」という問題が出た。このころ既に出生率が2を割って久しく、若い人が減り、高齢者の比率が上がっていだろうというのは、共通の認識として持たれていた。1989年の数字は直前にニュースで見たはずなんだけど、さっぱり覚えていなかった。とりあえず2未満、1.5以上だったはずだけど、という記憶があったぐらい。

試験後、調べてみた。当時はネットの検索などないから、意外と苦労した。片っ端から新聞を繰り直したのだと思う。正解は「1.57」だった。「1.57ショック」という言葉が生まれたのだけど、なぜ「1.57」という中途半端な数字がショックなのか、よく分からない。さっきも書いたように、2を割って久しいし、1.5を割ったわけでもない。

この「1.57」は1966年、つまり丙午(ひのえうま)の年さえも下回った、ということに意味があった。私の2学年上。この人たちのとこだけ、学年の人数が極端に少なく、小学生のころから不思議だった。そういう「特別にダンペコ」な年よりも少ないということが「1.57」の持つ意味だった。

日々のニュースは、気をつけておかないと、いつも同じように思えるかもしれない。私たちの仕事は、同じように見えるニュースの中で違っている部分はどこか、それを常に探していなければいけない。そんな、自分の原点を思い出させてくれる言葉が「合計特殊出生率」。ガンバレ、オレ。

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仕事は夜勤、朝刊経済面デスク。昨日の内政面とは打って変わって、原稿の薄い日。最後の最後、「パナソニックがオリンパスに最大500億円出資へ」の大ニュース。どっかーん!

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仕事後、いつもの店へ。あ~ら、よいよいよいっと。

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