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2011年11月27日 (日)

ダブル選と七五三

午前中はごろごろ。

そういえば、息子がこの夏で5歳になった。五七五…じゃなくて七五三のお祝いをまだしてなかったっけ。妻が近所の速谷神社に電話で確認し、ちょいとそこまで散歩気分で七五三。

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着いてみると、それらしいお召し物を着た子たちが数人いる。お祝いだから、おしゃれしたいよねえ。うちの子は着の身着のまま木の実ナナ。普段着でやって来た。フダンギー堺。ま、いいさ、お祝いは気持ちが大切なのだから。私自身は七五三のお参りに行ったような記憶がないし、そういう写真も残っていない。かわいがられていなかったのかしら。

夕方から理髪店へ。何カ月ぶりかなあ、散髪するのは。妻はなるべく長い方がいいというのだが(鬼太郎みたいに前髪がかぶさっている昔の写真を見て「これぐらい」と言った)、前髪が長いとヘルメットをかぶるときに鬱陶しいし、伸びれば伸びるほど、天然パーマがひどくなる。まめに少しずつ前髪を切ればいいのかもしれないけど、それも面倒くさいんだよなあ。

夜、大阪ダブル選の開票番組などを見る。市長選、府知事選とも「維新の会」候補者の勝利。私の見立てでは、橋下前知事はその実「都構想」にさほど興味はなく、市長になっても早い時期に「国が法改正に協力しないから、地方からの改革には限度がある」とか言って、国政に打って出るのではないかと思っていた。

今日の当選会見で、いきなりの「国政選に候補を立てることもある」宣言。着々と布石ですか。どういう人たちと連携するのか分からないけど、今回の選挙で応援に入った人たちと組めば、全国で50議席ぐらい取ることもあり得る。民主も自民も過半数を割り、連立協議で「橋下首相」誕生も。いやはや、日本の将来は一体…

ここからは一般論。何かの物事を決める場合「AかBか」だけで決められないことは多い。けれど、人は常に世の中のすべての問題に思いを馳せて生きているわけではなく、単純化した図式の方が理解しやすい。

「府と市をつぶし、二重行政をなくす」という主張と、「二重行政はもちろん解消しなければいけないけれど、府と市をつぶすのではなく、今まである統治機構を改めるべきは改めて…」という主張では、前者の方がすっきりする。小泉政権の郵政選挙もそうだった。

さらに同じなのは、単純化して「最大の争点」に掲げた項目が、必ずしも市民生活向上に直結しないこと。国の財政が悪化したのは郵便局を国が持っていたからなのか、大阪府の赤字が増えているのは、大阪が「都」ではないことが理由なのか。いずれも違うと思うんだよね。

これは「記者クラブ制度は談合だから廃止せよ」という論と、「いや、記者クラブは、行政に費用負担させている面や、フリージャーナリストに広く開放されていないことに問題もあるけれど、必ずしも負の面ばかりではなく…」という論では、前者の方が一般の人には分かりやすい。そもそも、記者クラブ問題は、報道の独立性と開放性をどう考えるか、が最も論じるべきことのはずなのに「記者クラブをつぶすか残すか」の二元論があたかも争点であるかのようにいわれてしまっている。

政治の話に戻って。小泉政権は郵政選挙で得た衆院300議席で、社会保障の切り下げ、雇用環境の悪化を「自己責任」で済ます社会をつくり上げてくださった。維新の会の府知事、市長は恐らく、教育に対し、政治の側から、画一的で格式の高い教育方法を指導してくださるのだろう。

「改革」「ぶっ壊す」「既得権益を許さない」。この3つを掲げれば、今より何でもよくなると思わせることができるのかねえ。この手法で当選する人が出続けると、これからどうなってしまうのやら。そろそろ気づきましょうよ、私たち。

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