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2011年11月30日 (水)

新聞の3倍読む

たまに新聞関連のクイズになるのが「新聞社に送られてくる配信原稿のうち、紙面に使われる比率はどれぐらいでしょう」。感覚的にどれぐらいか自分でも分からないが、以前紙面で見た答えは「3分の1」。3分の2が使われていないことになる。こう聞くと、世の中の大事件の6割が掲載されていないように感じる人もいるかもしれないが、必ずしもそうではない。

例えば、大臣が辞任したとする。「○○大臣が辞任」の原稿は当然、使用する。配信記事はこれに付随する形で、辞任の要因となった人たちの声をまとめた原稿や、辞任に至る背景を書き込んだ原稿などが送られてくる(枝番=えだばん=と呼ぶ)。紙幅には限界があるので、枝番の原稿全てを紙面に収容することはできない。

それらの原稿は全て廃棄されるのかというと、そうでもない。まとめ記事などは翌日の夕刊、もしくは数日後でも使える内容のものが含まれる。テレビのニュース番組で、その日に起きた事件、事故を伝えた後、「特集」という形でまとめものが放送されているのと同じようなものだ。

夕刊デスクの仕事で、会社に来てまずやるのは「前日の残り3分の2」の原稿に目を通すこと。まとめもの、ルポなど、継続報道が必要なネタはないか、埋もれさせずに使うべき記事はないか探す。この作業が面白い。

昨日、とある長尺もの原稿を引っ張りだして使っていた。今日、某先輩から「センスある選び方だねえ」とお褒めの言葉をいただいた。えへっ、ありがとございます。まだまだ夕刊シリーズが続くので、読者が関心を持つような原稿発掘をこれからも続けますぜ。

今年のNHK紅白歌合戦の出場者が発表された。ここ何年か「誰これ?」的な人、「ヒット曲もないのになぜ?」みたいな人がよくいたけど、今年はほぼサプライズなし。知らない人もほとんどいない。初めて聞いた名前は「猪苗代湖ズ」1組。名前が分かりやすい。

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仕事は夕刊軟派デスク。仕事後、旧知の友と待ち合わせ。いい気になって、飲み上げた。えへへ。

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