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2010年11月 5日 (金)

@takapon_jpの「徹底抗戦」を読んだ

ホリエモンこと、堀江貴文氏著「徹底抗戦」をiPhoneアプリで購入した。昨年3月に発売された文庫本に加筆、修正を加え、先月発売された文庫版を基にしてある。

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「ライブドア事件とは何だったのか」を知るのには最適。ちょうど昨今、地検の「特捜部」の是非について論じられているが、このライブドア事件を「起こした」のも特捜部である。刑事被告人が自らの無罪を訴えて書いているから、ひょっとしたら情緒的な書き方なのかと思う人がいるかもしれないが、冷静な筆致で理論に破綻がない。

事件について、色んな見方がある中、「東証を混乱させ、ライブドアの株主に大損害を与えた責任は検察にある」という著者の指摘は、全くその通りだと思う。誰のためにこの捜査があったのかといえば、「金持ちを妬む人の歓心を得るため」なのかもしれない。

値段について一言。文庫本は書店で450円、iPhoneアプリは700円。内容は同じようなので、iPhoneアプリを買う場合、どこに250円分の価値を見出すか。私の場合、電車の待ち時間などに読むにはiPhoneが便利だと思った(結局、買ってすぐ、部屋の中で一気読みしたけど)。このほかの利点は、本文中の文字をドラッグすると、そのまま電子辞書で調べることができるとか。もしくは、この「徹底抗戦」ではあるかないか分からないけど、過去に買った本系アプリは、後から内容の追加や修正がデリバリされることがあった。紙の本と電子ブックの一番大きな違いかもしれない。

ま、私もこうやって、冷静に本の感想を書いているけど、逮捕当時は洪水のように流れてくる記事に、よりセンセーショナルになるよう、見出しを考えていた。嘘の見出しはなかったと思うが、著者が悪人であるようなイメージづくりには加担したのかもしれない。

この「徹底抗戦」の内容を知ってから小説「拝金」を読むと、より楽しめる。iPhoneユーザーは2冊一緒に読んでみてはいかが。ぐいぐい読ませますよ。

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