« ごろごろのち、走る | トップページ | つまるところ「バカ親」 »

2010年9月21日 (火)

獅子3タテ〜ドカベンか!

18〜20日にあったホークスvsライオンズ3連戦。3連戦の前、ライオンズは残り7試合で優勝マジック4。ホークスは残り6試合で、首位ライオンズとのゲーム差3.5。ホークスは3連勝しても、まだゲーム差が0.5残る。ライオンズとしたら1勝2敗で3連戦を終わっても、残り4試合でゲーム差2.5。つまり、ホークスは「3連勝しても追いつかない」、ライオンズは「1勝でもすればほぼ優勝」という中で迎えた3連戦だったわけだ。期待をせずに、期待をしながら観た3連戦の結果は…

18日
L 101 020 003 00 : 7
H 000 013 030 02 : 9

一回表、Lは片岡の先頭打者本塁打で先制。その後もLは着々と加点し、四回表を終わって0-4でLリード。涌井と杉内という両エースの先発ながら、中盤までの流れは明らかにL。ところが、1-4とされた六回裏、安打の田上と四球の川崎の2走者を置き(本多は犠打)、松中が同点3ラン。八回裏には松中の二塁打から始まり、代打オーティズ、松田の連続適時打で7-4。
九回表は3点差で守護神・馬原登場。このまま勝利をたいだきましょう…と思ったのに。。片岡が安打、続く栗山が四球。中島の適時打で1点を返し、7-5。4番フェルナンデスが併殺打に倒れ、2死。水島新司でも、ここから試合が動くようなシナリオは書けまい。ところがどっこい。走者を1人置いて、中村が同点2点弾。
ありゃ? 土壇場九回に守護神が打たれ、同点。どう考えても流れはL。と思いきや。延長十一回裏、安打の城所を置いて、小久保さんがサヨナラ2ラン。どうにか、勝ちを拾った。ほっ。

19日
L 202 000 000 : 4
H 301 020 50X : 11

今日も先制はL。昨日も見たぞ、片岡の先頭打者本塁打。フェルナンデスもソロ弾を放ち、空中戦で2点を先制。今日はHの反撃も早い。一回裏、内野安打の本多と、四球の松中の2人を塁に置き、多村が逆転3ラン。4-4で迎えた五回裏、松中が2試合連続となる勝ち越し弾。七回裏にはペタ、長谷川の適時打、松田犠飛、田上適時打などで一気に5点。試合を決めた。
今日の先発投手はL帆足、H大隣。ゲームメークをしなければいけない立場ながら帆足は4回、大隣は三回途中で降板。
ホークスは打線が上向きつつある兆しが見えるものの、投手陣の頭とケツが崩れているのが情けない。ピリっとしないけれど、ムードで勝ちがやってくる、まさに漫画のような状態。
今日のテーマは「判定」。不可思議な判定が数多くあった。一つは五回裏、左翼ポール際に小久保さんが放った大飛球。審判はファールと判定した。ここまでは分かる。際どい打球でも、どちらかの判定をしなくてはいけないのだから。ここで、秋山監督が出てきて抗議。今年から、際どい打球はビデオ判定ができるようになった。ところが、審判はビデオを見ることを拒否。場内マイクで「私がファールと判定したからファール」と、のたまった。そういう思い込みを排するためのビデオ判定導入じゃなかったの?
七回裏、気迫の内野安打で出た松中(代走城所)を塁に置き、再び小久保さん。小野寺が投じた球がすっぽ抜け、ヘルメットをかすめた。危険球で小野寺退場、両チームに警告。なんかもう、試合がグズグズ。以前から思ってるけど、この「危険球退場」。日本人は様式美にこだわるからか、「頭に当たる=危険球」と決めたがる。危険かどうか、それこそ審判が判断すればいいのに。今日は小野寺の退場で、首位攻防戦が一気にざらついた雰囲気になった。
「判定」をドラマの中に取り込んだのは、目先を変えるのには良い脚本。3戦目へ向け、審判をいかに味方に引き込むか、も注目させることになる。

20日
L 300 100 000 : 4
H 100 013 00X : 5

初戦はLが先制後、いったんはHが勝ち越したものの土壇場でLが追いつき、結局は延長で決着。第2戦は中盤まで同点で、小久保さんの幻の本塁打など「判定」をネタに盛り上げ、最後はHが一気に突き放した。
さあ、第3戦。さすがの名脚本家・水島新司をもってしても、3試合連続Lが先制、同じように逆転劇では芸がない。今日のストーリーは昨日までと…

…変わらず、一回表、中島、フェルの連続弾で0-3、Lがリード。Hの先発ホールトンは2回を投げたところでさっさと降板。今日は中継ぎ陣が仕事をする日だよなあとは予想していたけど、こんなに早いとは。
最近のホークスの勝ち試合を見ると、先発ローテなんて決める必要ないんじゃないかと思えてくる。先発は森福、金沢、甲藤の3人。週に2回ずつ先発する。2イニング限定、先発の翌日は「上がり」どうぞ。2番手以降に杉内、和田ら、現在の先発陣がロングリリーフ。2週間に3〜4度、4イニングをめどに登板する。
このシステムの難点は。沢村賞の対象となる先発が一人もいなくなってしまう。それと、杉内、和田が「リードしている三回か四回から4イニング登板」に限れば、30勝でも40勝でも挙げることも可能。ま、昭和の大投手の皆さんは多かれ少なかれ、先発完投だけで勝ち星を挙げたわけではないですけどね。
話が大きく逸れてしまった。山陽線に乗るはずが、呉線に乗ってしまった時のように。
2-4で迎えた六回裏。先頭の松中が死球で出塁。小久保さんの二ゴロで松中が好スタート、敵失を誘い、無死一、二塁。多村の中前打で3-4。続くペタが四球で無死満塁。漫画読者は「ははぁ〜ん、ここで一気に勝ち越すストーリーだな」と思うところ、長谷川、松田が連続三振で2死満塁。今日はLの勝ちパターンかと思いきや。代打オーティズ登場。オーダーの都合とはいえ、本塁打24本を放っている打者が控えに待っとるんですな。まるで、大きい人みたい。
オーテは期待に応え、2点適時打で5-4。ついに勝ち越した。
九回は馬原登板。この3連戦の初戦、馬原は被弾し3点リードを守れなかった。今日は最小得点差。これを守り切ってこそ、「ザ・守護神」を名乗れるというものだ。
ところがどっこい。先頭の原が右安打。代打上本が送り、1死二塁。坂田三振で2死二塁。続く栗山が右前へ運ぶ。腕をぐるぐる回す三塁コーチ。あちゃー、今日も救援失敗かと頭を抱えそうになったその時。多村からの返球が捕手に届き、走者は三塁にストップ。一打逆転の場面で、3番中島。粘る中島、振り切りたい馬原。何度も、ファールが続く。まさか、24球ファールを打つ脚本じゃないですよね、水島さん。
ちゃんと数えていないかったけど、6本はファールを打ったと思う。最後は…三振。馬原のスピードガン表示は、直球だと150キロ以上を常に表示しているのに、速げに見えないのはなぜだ。

……

以上、ホークスvsライオンズ3連戦が終わった。結果、ライオンズは残り4試合でマジック4。ホークスは残り3試合、ゲーム差0.5。ホークス、ライオンズとも、21日、22日は試合がない。もし、23日にライオンズが敗れ、ホークスが勝つと、ホークスにマジック2が点灯する…って、残り試合も2だけど。

つまり。直接対決がなくなり、全勝チキンレースで優勝が決まる。なんか、ワクワクしてきた。期待せずに応援しよーっと。

え? 終戦宣言をしてたんじゃないかって? 政治と野球の話は一寸先は闇、っていうでしょ。そゆこと。

|

« ごろごろのち、走る | トップページ | つまるところ「バカ親」 »

スポーツ」カテゴリの記事

独り言至極」カテゴリの記事