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2009年11月20日 (金)

アボカドの木

私は大学時代、下宿先を3カ所移っていて、その中で一番長く住んだのが中区吉島町。一応、鉄筋3階建てだったが、エレベーターもなくマンションと呼ぶのははばかられる、かといってアパートというと木造っぽいイメージになるので少し違う。そんな感じのとこだった。英語だと、どっちもapartment houseというくくりになるんだろうけどね。

少しばかり街をふらふら自転車で移動していて、急に吉島の住居を見たくなり、ぐるっと遠回りしてみた。外壁はリフォームされていたが、建物のイメージはほぼ同じ。私が住んでいるころもかなり築年数は経っていたと思ったが、あれから20年弱をさらに経て、今も立派に建っている。鉄筋恐るべし。

建物から数十メートル、川の方へ向かった。最近は公衆電話の数が極端に減ったが、ここには以前と変わらずに立っていた。下宿に電話を持たなかったころ、一人暮らしで寂しい私の声を佐賀の両親、友人、そしてステディーな子に届けてくれた思い出の箱。ちょいとセンチな気持ちになったので、電話ボックスの写真を撮った。

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写真を撮り終え、その場を去ろうとすると。「今、写真撮ってましたか?」。後ろから呼び止める声が聞こえた。え? 電話ボックスの写真を撮っただけなのに、ひょっとして怒られたりしますか。

恐る恐る振り返ると「この木に興味があるんですか」とおっしゃる男性。え? はぁ? とりあえず話を聞いた方がいい雰囲気だったので「何の木ですか」と尋ねると、男性は嬉しそうに応えた。

「アボカドです」

電話ボックスを超える高さに伸びている手前の木、これがアボカドなのだという。食べた後に種を鉢植えし、芽が出た後に植え替えたそうだ。当初の目的はアボカドではなかったが、アボカド大好きな私、どうやったら育つのかの話で盛り上がった。

この木は植えてから4年。この辺りだと、鷹の橋商店街の近くに、実がなるアボカドの木があるという情報をいただいた。高さは住宅の2階ぐらい。「自宅の庭にアボカド作戦」を一度は断念したが、こういう現物を見るともう一度チャレンジしてみたくなる。けど、ベランダに当たるほど伸びたらどうしよっかなあ。。なんて、伸びた時の心配を今から始めたりして。

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コメント

若いころから一人暮らしなんてしっかり者ね~(σ・∀・)σ

投稿: | 2009年11月20日 (金) 17時40分

私たちみたいに田舎者だと、18歳から一人暮らしの人って多いと思いますよ。
寂しかったのは最初のころだけで、吹奏楽団入って、学部の連中とも遊びに行ったりし始めると、親の目の届かないところでやりたい放題(笑)
その結果、そのまま広島に居続けることになるわけですから、人生ってのは分からないものです。

投稿: かげさん | 2009年11月20日 (金) 19時51分

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