ファンの不安
野球のWBCが始まる以前に、私が思っていた野球ファンとサッカーファンの違い。ま、どっちも好きって人もたくさんいるとは思うけど、思い込みによる括りだと思って読んでくだされ。
野球ファン。「うちのチームが一番」という、おらが意識が高い。「うちの7番バッターがお前のチームに行ったら4番を打てるわ!」とか、贔屓の引き倒しのようなことを平気で言う。
サッカーファン。クラブチーム同士の対戦はもちろん年中やっているけれど、国別対抗戦も盛り上がる。「全日本代表」という一つの物差しがあるので、「うちのサブがお前のチームに行ったら得点王になれるわ!」などということは言わない。
と。
格言というか、生きるうえでの知恵の一つに「飲みの席で、野球と宗教の話をするな」というのがある。絶対に対立し、ケンカになるから、というのがその理由。
ところがどっこい、今のWBC。もうねえ、野球のオーダーを語り合うだけで、酒の肴になりますよ、はい。
今日の仕事は朝刊スポーツ面デスク。日本がWBC2次ラウンド1回戦でキューバを破った紙面を作った後、いつもの店に寄って野球談義。次戦、韓国戦の先発は恐らくダルビッシュだろうけど、話し合いの結果、ダルがつかまりそうになったら早めに渡辺俊介、岩隈につなぎ、この試合で4強入りを確定させることが良策だということに決まった。誰が何と言おうと、決まったんだから仕方がない。原監督、頼みますよ。球児と馬原は、なるべく使わない方向で。
あ、投手起用のことを書いていて思い出した。今日のキューバ戦は、松坂、岩隈、馬原、藤川の継投による完封リレーだったことは、皆さんご存じの通り。この結果を報じた午後7時のNHKニュースは、「松坂、岩隈、抑えの藤川ら4人の継投」と伝えていた。おいおいっ、うちのチームの抑えのエースの名前も、映像もすっ飛ばかした理由は何ですかっ! 前回のWBCでは、チームに帯同しながら、アメリカで一度も出番がなかった馬原の晴れ舞台をその他大勢にしますかっ! …っていうか、その他一人しかいないじゃないですかっ! 「松坂、岩隈、馬原、藤川4人継投」って言っても、ナレーションの尺はそんなに変わらないじゃないですかっ!
…あ、分かった。たぶん原稿には「馬原」の名前もあったんだけど、アナウンサー氏があまり野球通じゃなくて「うまはら」なのか「まはら」なのか、分からなかったんだわ。そーだ、そーだ、そうに違いない。
最後に。今夜、社員食堂で食べたネギトロ丼。おいしゅうございました。仕事後、いつもの店へ。
今日、会社に着いた時点でちょうどパシフィック号が2000.0キロを達成した。正確にいうと、会社の駐輪場に来た時点で1999.8キロをメーターが指していたので、会社の周辺をぐるりと周り、ちょうど2000.0キロになるように調整した。これで、ほぼ1年間の自転車通勤で、オフタイム号4000キロ、パシ号2000キロで合計ちょうど6000キロ。ビート号より、たくさん走ってるぞ。
【自転車走行記録】オフタイム号:総走行4000.0キロ、パシフィック号:総走行2000.0キロ、獲得442Gカノッサ、171+92
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