ドカベンではBT学園ってのも
明日14日はホワイトデー…でもあるけど、JRのダイヤ改正の日。すなわち今日、九州と東京を結ぶ最後のブルートレインが発車する。
私が通った小学校も、中学校も、大きな踏切を渡らねばならなかった。高校の時は電車通学…いや、電化されていたのかしら? ともかく、国鉄の踏切は、生活の中に組み込まれていた。
夕方、学校から帰る時、踏切に当たると、青い列車が通って行く。普通の列車は4両編成が最大なのに(ローカル線ですから)、この青いやつだけは、長い。車窓の中には飲み物を手にし、向かい合って談笑している人がいつもいた。あれって、何だか楽しそう。いつか乗ってみたいなあ。そんなことを思っていた。
そんな、ブルートレインに初めて乗ったのは、高校3年生の時。受験旅行で2度、東京を往復した時に使った。たぶん、「さくら」だったと思う。男子2人、女子2人でカルテット席。この状況が後数年後だったら、ダブルカップルの旅行ってことになるんだろうけど、翌日以降の試験のことで頭が一杯。今思うと、残念だなあ…って、何が?(苦笑)
その後も、家族旅行に使いたいなあとか、出張の時に使いたいなあとか思ったこともあるけれど結局、機会なし。新幹線より料金が高いうえ、広島で生活を始めて以降、広島を通過する時間は遅く、使いにくい。今思えば、仕事後、午前0時ごろにこれに飛び乗って車中で寝て、帰りに新幹線を使えば、日帰りでも東京で朝からたっぷり一日過ごすということもできたんだなあ。若いころの体力なら、できたはず。
そんな思い出のブルトレ。大学時代からの友人河野さんのブログを読みながら、自分も乗った気になってみた。
ブルトレ「さくら」は既にないけれど、鹿児島と大阪を結ぶ新幹線の名称に選ばれたと先月、報じられていた。歴史ある名前は、これからも使い回…使い続けていかれるのでしょう。
仕事は朝刊スポーツ面デスク。カープの試合ない、ホークス打てない。野球以外に楽しいことないかなあとあれこれ思っていたら、「さくら」のことを考える自分がいたのでした。
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