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2009年1月11日 (日)

リフィルに

先日、日清カップヌードルのリフィルなる新商品を買った。公式サイトはここ。要は使い回しのできるカップを買うと、次からは麺だけを買えばいいというエコ商品。日清サイトでは「関東甲信越及び東北地区、中部地区、近畿地区で販売中」と書いてあるが、広島のスーパーでも扱っている店がある。

Refill

このリフィル方式。30年以上も前から、待望する声があった。目的はエコではなく健康。「発泡スチロールに熱湯を注ぐと有害物質が出る」という説が当時からいわれ(今でいう環境ホルモンか)、私は実家でカップラーメンを食べたことがほとんどない。たまに食べるようになったのは18歳を過ぎてから。そんなわけで、神経質な人の中には容器を割って中身を出し、茶わん蒸しなどの器に移した後、湯を注いでいたのだとか。けど、実はカップヌードルの麺の詰め方は特許と実用新案の塊で、大きさの違う容器に移してしまうと、思った通りに麺が戻らないのだ。世の中難しい。

そんなカップヌードルのカップは最近、発泡スチロールから紙に変更された。以前、「発泡スチロールは燃やすと水と二酸化炭素に分解されるエコ素材です」と宣伝していたはずだが、紙の方がより良いということを認めたということなのだろう。そして、その紙容器も使わないリフィル方式が発売された。

食品に限らず、シャンプーなどでも色んな種類が出ているリフィル商品。メーカー側は本気でエコを考えていると思いたいが、小売店の現場を見ていると、単なるポーズのように思えることがある。なぜかというと、スーパーの特売などでは、容器入りの方が詰め替え用より安く売られていることがよくあるからだ。いくらエコを主張されても、わざわざ割高な品を買う人はそうそういまい。

これはカップヌードルにもいえることで、詰め替え用は1つ128円前後。通常版を特売で買う方が安い。「もったいない」の精神は、私たち庶民の財布の中も同じ。「安い方を選んだら、自然とエコになった」というような売り方をしてくれたら、財布にも地球にも優しい世の中になるのになあ。そんなことを思った新商品。

仕事は夜勤、朝刊軟派デスク。

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