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2007年11月

2007年11月27日 (火)

入院22日目…退院だぁ

 待ちに待った(?)退院の日。退院するとなると、もう1週間ぐらい居てもいいかななんて思ったり。

 朝食後、入院仲間に別れを告げ、迎えに来た妻の車へ。車はまっすぐと自宅へ…向かわず、理髪店に行く。ぼさぼさになった私の頭髪を気にし、妻が昨日のうちに予約を入れてくれていたのだった。杖をついて入店すると、店主さん「あはは、どうしたんですか?」。つかみはおっけー。散髪中、しばらくは会話のネタに困らない。あれやこれやとバカ話をする。理髪店でいきつけの店になるかどうかは店主の腕にもよるが、会話のテンポが合うかどうかも大切な要素だと思う。

 退院してしたかったことのひとつは「湯船に入る」。入院中にシャワーオンリー生活(しかも週にたったの2回)のせいで、ちょいと風邪気味になってしまった。ここはやっぱり、湯船に入り「ぷふぁ~、生き返るねえ」と言いたい。右足はギプスを履いたままなので、右足の膝下から全部をビニール袋で覆う。行儀悪く右足を高く上げて、湯船に入る。う~ん・・・あまり気持ち良くない。足を上げることにより、上半身も起こし気味の体勢になる。上半身を寝かすと、顔が湯に浸かっておぼれる。結局、足を上げることにより、腰から下の一部分と左足しか湯の中に浸かっていないことになってしまう。ま、全く入れないよりマシだけど、予想を遙かに下回る気持ち良さ。しかも、どっちかいうと寒いし。日本人お得意の「カイゼン」の精神で、温かく快適な風呂生活を考えることにしよう。

 天風録で佐賀のネタが取り上げられていた。あまり気分のよいものではないのだが、佐賀の人に読ます新聞じゃないし、仕方ないのかな。佐賀と無縁の人が読んだらどう感じるのか、教えてもらいたいところ。

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2007年11月26日 (月)

入院21日目

 事故発生から21日目。一番最初に言われた「おおむね2、3週間で退院」の最大値、3週間の最後の日。退院する気満々で迎えた週明けの朝。

 朝食後、期待に胸を膨らませ、外来病棟へ。結果は、喜び半分、がっかり半分。自分ではすっかり治った気になっていたが、レントゲンの写真ではくっきりと骨の割れた様子が写っている。先生によると「順調な回復」なのだそうだが、素人目にはその差がさっぱり分からない。というわけで、ギプスは外れぬまま。ここまでががっかり半分。

 喜び半分は「退院してよろしい」の判断。いつにしますかと問われたので、間髪入れず「明日っ!」。明朝の退院がこれで決まった。ちょいとルンルン気分で朝の散歩。昨日、アルパークをうろうろしたせいで、腰がやや痛い。どうしても右足をかばって歩くので、その他の部分に負担がいくのだろう。ま、それはそれとして、さらにガシガシ歩けば、そのうち痛みもなくなるさ…っという判断で散歩を継続。

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 なんだか嬉しい気分になったので、コンビニでビールを買い、病院に戻る途中の公園で飲んだ。丸々3週間ぶりのビール。ものすごーくおいしいとか、ものすごーく苦いとか、味覚を揺さぶる大きな何かが感じられるかと思ったが、そんなものはなかった。期待外れ。3週間ぶりのビールは、格別においしくもなく、まずくもなく。普通にビールの味がした。

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 最後の晩餐は…。ホタテのホイル焼き。最後まで、病院食って感じがしなかったなあ。また折れたらここに入院しよ…ってのはネタでは書けるけど、もう入院はしたくないね。普通に働いて、普通に帰宅する幸せを今、あらためて噛み締めております。

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2007年11月25日 (日)

入院20日目

 日曜日、お医者さんも休みの日。病院にいても何も診てくれるわけでもない。通勤の練習でも始めてみよう。朝食後すぐ、電車とバスを乗り継ぎ、家に帰ってみることにした。電車内は日曜日で家族連れ、カップルが多く、混み合っている。松葉杖を持って、よたよたと乗る。じっと私の足を好奇の目で見る人は何人もいたが、席を譲ろうという人はいない。世間は松葉杖には冷たい。このことを身を以て知っただけでも収穫だった。仕事を再開したときも、電車内で座れるなどと思わないようにしよう。

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 自宅に戻り、少し荷物を取ったらすぐ病院に戻るつもりだったが。娘たちが一緒に昼ご飯を食べようというので誘う。確かに、日曜日らしい家族の過ごし方をするのも悪くない。家族全員、大型ショッピングセンターのラーメン店へ。「60食限定」と書いた季節商品が、いつまでも売り切れずに残っている。きつねうどんを選んだ下の娘以外の3人は、みんなでその限定「とんこつ醤油らあめん」を選択。60分の3、限定の有り難みが微塵もない。

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 ショッピングセンターに寄ったついで、片手用の杖を購入した。今日の体験で、松葉杖より片手杖の方が便利だと悟った。場所も取らず、好奇の目にもさらされず、それでいて機能的。こいつはなかなかいい。そのお値段は!…105円。ちょいと前まで、百均ショップを小バカにしていた。安物買いの銭失いになるぐらいなら、少し値段が高い物を選ぶのが賢明だと。しかし、今の百均のクオリティは素晴らしい。というか、消費者の目が厳しい。「100円だから、すぐ壊れたけどいいか」なんて人より「何円だろうが壊れたすぐクレーム」という人たちが百均のレベルを下げさせないのだろう。ありがたいと思うと同時に、どこかの誰かに、ものすごいしわ寄せがいっているのではないかと心配になる。

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 自宅に戻った時、ちょっとだけパソコンをいじったら、ニンテンドーDSのワンセグチューナー「DSテレビ」が大人気だというニュースを知った。11月20日から配送スタート、ずっと品切れ状態が続いているのだとか。定価6800円に対し、既にプレミア価格がついている。ちょっと予想外。おもちゃとしてはおもしろいが、定価以上の価値があるかというとちょっと疑問。それと、入院前に書いたように、PLAY-YANとの連動とか、新たな仕掛けがないとね。それでなければ、ケータイのワンセグがあるからいいや、ということになりそうなんだけど。

 この異常人気、ひょっとしたら「今年のクリスマスはDSテレビを買って」と言われたパパママが、クリスマスまでに品を確保しようと殺到しているのが一因かもしれない。それを見込んだオークションショップが大量にネット注文し、さらに品薄になるという悪循環。まさに、原油の先物相場に投機的資金が流入して相場をガンガン押し上げたごとく、DSテレビは投機の対象となってしまっている。いや、皆さん、冷静になりたまへ。今はまだ買い時ではないってば。半年もしないうち、小型化し、機能が加わった後継商品が登場することを予言しておこう。商品名は「DSテレビLite」ぐらいなんじゃないの? その時に、遊べそうな機能が追加にされてたら購入を検討するかもしれない。

 夜、入院費の計算など。あまり高くありませんように。

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2007年11月24日 (土)

入院19日目

 朝の体重68.5キロ。確実に拡大中…

 午前7:30=68.5キロ(食前)、午前8:00=69.1キロ(食後)、午前8:30=68.8キロ(便後)。試合前のボクサーか、相撲の新弟子検査でギリギリの小兵力士かってぐらい、何度も体重を計る。500グラムから1キロなら、簡単に増減しそうな感じ。…っと、この日記を書いている今もチチヤスの給食牛乳を飲んでいる。これで200グラムプラスとして、再び69キロ台突入か。

 今朝の新聞、中国新聞とA紙に船場吉兆の「佐賀牛は但馬牛と遜色ない」発言に抗議した記事が大きく出ていた。細かい品質のことは分からないが、「遜色ない」ではなく「質的に上」という抗議は、たぶん真っ当なのだろうと思う。

 ただ、まだまだ世間では「但馬」とか「松阪牛」と比べると「佐賀」のブランド力は低い。雨降って地固まるじゃないけど、今回のことをきっかけに、ブランド向上につながればいいかもね。

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2007年11月23日 (金)

入院18日目

 勤労感謝の日。祝日は医者が休み、掃除担当の人も休み。お風呂もなければ、リハビリもない。入院していたら曜日感覚(休日感覚)がなくなるかと思ったが、そうでもないらしい。

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 ここ数日、暇があると喫煙室に行く。禁煙は継続中だけど、男子チームの憩いの場は、完全に喫煙室になってしまった。毎日、顔を合わせていると、生い立ちなども語り合うようになる。人生、意外に波乱があるものだと、あらためて知る。

 昨日のシャワーが寒かったせいか、やや風邪気味。くしゃみが出るが、トレーニングの散歩には出掛ける。伏せってしまうより、動いた方が元気になれる。きっとそうだ。

 足の調子はかなりいい。ひょっっとしたら、もうギプスを外しても歩けるんじゃなかろうか。単なる思い込み?

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2007年11月22日 (木)

入院17日目

 準備中・・・朝の体重67.9キロ。起きてすぐ、朝食前。

 偶然という名のドラマがあった。

 昨日、一昨日と病院から東へ、古江方面にトレーニングの散歩に行った。今日はたまたま西の草津方面へ。昼食後、午後0時半ごろから出発。歩いていると、草津公民館で午後1時から老連演芸会があるという張り紙を偶然、発見。プログラムに「落語」の文字があったので興味が沸いたが、公民館の場所を知らない。そもそも私は、病院に入院していて今は散歩中なのだ、演芸を見ている場合ではない。しばく歩き、来た道を引き返すのもつまらないので、いったん南下し、ひとつ海側の道から戻ろうと考えた。

 そうこうするうち、急に便意が襲ってきた。こいつはヤバい。そう思っていたら、ちょうど偶然、目の前に「草津公民館」という看板が目入った。公民館といえば公共施設だ。遠慮せずにトイレを借りよう。

 …っと。扉を開けると中には大勢の人。あ、ひょっとしてここが演芸会の会場入り口か、まずいとこに入ってしまったなあと戻ろうとしたら。「おぉ、あんた中国新聞さんじゃろ?」の声。え? 誰? 振り向くと、会社のOBさんが立っていた。って、あなたも中国新聞さんやん。聞けば、OBのMさん、老人会の世話役をされているらしい。

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 「今から落語があるから、見ていきんさい」。なんとまあ偶然、時間もぴったり開演だし、お年寄りの会合に寄せてもらうことになった。落語家さんは地元で活動している平々亭青馬さん(「へいへいていぶるま」さんと読みます)。本業ではなさそうだけど、声も通るし、枕から流れるように進める様はさすが。

 偶然に偶然が重なり、何だか充実した午後を過ごした。

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 演芸会の鑑賞を終え、えっちらおっちら歩いて病院に戻っていると、ケータイに電話。会社の後輩から「今、見舞いに来てるんですけど」。あはは、ごめんごめん、リハビリの散歩が長引いちまって。しばらく待ってもらった。

 食事のときや食事の後、「あと一品」でカップ麺を食べる機会が増えた。昨夜は日清の「くろいわ」。鹿児島にある名店の再現シリーズである。くろいわ独特の分厚くて柔らかいチャーシューを完全に再現するのは無理だったが、まずまず合格点。というか、カップ麺で260円という値段なのだから、それなりにおいしくないと困る。

 今日食べたのはエースコックの鶏南蛮そば。カップの和そばは概してブツブツと切れるような歯触りが多いのだけど、これはなかなか歯ごたえが良い。濃厚醤油味のスープも悪くないし、どっさり入ったネギも嬉しい。これはヒットかも。

 夕食後の体重69.2キロ。朝から1.3キロも増加している。そんなもんなん?

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2007年11月21日 (水)

入院16日目

 退院の予定が立つと、気分も明るくなる。午前中、喜び勇んで散歩。足取りも軽い。

 昼食時、食事を運ぶコンテナを覗くと、人によって微妙にメニューが違う。プリンやヨーグルトが入った人もいる。いいなあ、私にはそんなデザート的なメニューは入ったことがない。「どうして私にはプリンやヨーグルトが付かないの?」と看護婦さんに尋ねてみた。すると、「食事が満足に食べられない人向けに柔らかい物がでるんです。かげさんは最高カロリー、ご飯も大盛りが出てるんですよ」と、たしなめるように言われた。すいません、人のおやつを欲しがる子どもみたいなことを言って。反省します。

 午後9時の消灯時間をまたいで、テレビでサッカー観戦。談話室に集まる比較的若い層も、私と同じようにサッカーを観たいのかと思ったら、皆がそろって「別にぃ」。バラエティー番組を見ている。そんなわけで、私は自分の病室のテレビで。結果はご存じ、スコアレスドローで反町ジャパンが北京切符を手にした。

 歓喜の日本イレブン。おめでとうございます。けど、日本サッカーのお家芸「決定力不足」は、いかんなく発揮されたようで。来年の本番までには何とかなるのかしら?

 サッカーで思い出した。サッカーのオシムジャパンと野球のホシノジャパンは音が似ている。だから? 別にぃ。

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2007年11月20日 (火)

入院15日目

 朝起きてすぐ体重を計ると67.9キロ。食事をして、快便の後に計ったら68.1キロ。「イッテコイ」かと思ったら200グラム増えている。ダイエットするといっても少しだけ廊下を歩くぐらいの運動しかできないけど。

 今日は待ちに待った風呂の日。といっても足にギプスを履いているからシャワーだけ。入院したばかりのころはまだ温かかったのに、今ではすっかり寒くなってしまった。湯船につかって「ぶふぁ~」って言いたいな。子どもたちと湯を掛け合って遊びたいな…。いつの日のことだろう。

 午後、診察。両手に松葉杖をついて外来室に向かったら、院長先生から「いつまで杖つくんですか」と怒られた。いつまでって、外していいって言われるまでは勝手に外しませんけど…。診察の結果、片手杖まであと1週間、その後数日の自宅療養を経たら仕事復帰できるでしょうとのこと。ようやくゴールラインが見えてきたわけだ。どんどん外にも散歩して歩くことに慣れるように言われたので、明日からは天気がいい日に出歩くことにする。

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 昨夜(未明)にクリアした西村京太郎サスペンス。ちょうど最後の謎解きのポイントに杖が出てきた。ここでクイズ。右足が悪い人が片手杖をつく場合、杖を持つのは右手でしょうか、左手でしょうか。あまり詳しく書くとこれからゲームをしようという人へのネタバレになるのでここまでにしとくけど、大きなポイントとなるとこで事実と違ったことが出てくる。知りたい人には、こっそり教えます。

 部長から電話で業務連絡。その中のひとつ「年末調整の書類を持って行くから」。あのぉ…。病室に持って来てもらっても、こちらの準備が整っていないので困る旨伝えると「いいよ、判子ついてそのまま返してもらったらいいから」。いやいや、それは私が困るんだってば。税の控除を申告するのが目的なのに、なんで自分の権利を放棄しなきゃいけないんですか。住宅ローン、生保、地震保険を全部付けたら、ン十万円の控除ですよ。ヤバい、ヤバい。

 夜、無性に卵豆腐を食べたくなった。歩行練習がてら近所のスーパーへ。通行中の人に「どのぐらいの距離ですか」と尋ねたら「5分か10分」との答え。ところがどっこい、ギプスの足では速度は通常の半分以下。往復小1時間かかった。まあ、いい運動になったけどね。

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2007年11月19日 (月)

入院14日目

 色んな健康情報をみんなが教えてくれる。カルシウムを吸収するのに必要なビタミンDを作るのに、日光浴が必要なのだそうだ。昼食後、屋上に上がってみた。これまで一度も上がっていない病院の屋上。サングラスして、下で見ているファンに手でも振ってやるか…ってのは例えが古すぎたか(裕次郎さんです)。

 この病院は3階のフロアの上が屋上。なんと、屋上までエレベーターがついてない。3階からは階段を使って上がる。骨折後、初めて歩く階段。かなり回復しているから歩くことはできるが、少しよろめいたり、患部がズキッときたり。挑戦が早すぎた。しばらく階段は歩きたくない。

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 屋上はそれなりに広かった。洗濯用物干し竿が置いてある。屋上に出る前の踊り場には、たくさんの白衣が干してあった。これに萌え~って人っているのかな。単なる白い作業着としか見えないんだけど。

 夕食後、体重計に乗る。68.9キロ。食べた直後だといっても、重すぎるじゃなかろうか。退院するときには、自己最高記録マークは確実じゃん…。リハビリと併せ、ダイエットメニューをこなすのは大変だぞ。これから、ただでさえ体重が増えやすい秋冬なのに。

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 毎日、色んな人が見舞いに来てくれる。面白いのはブログを通じて知り合った人。ほとんど話したこともない方も、何人も来られた。病室に入るときのあいさつが「初めまして」みたいな感じのときも。今日も初めての方、来訪。「噂を聞いて、もっと恐い人かと思ってました」ですって。どんな噂になってるんでしょうね、私。ネットの世界はいい話も悪い話も広がるのは早そう。万人とは仲良くなれないだろうけど、実際に面と向かって話をすれば、それなりに打ち解け合えるものかもしれない。

 読書、ゲーム、ルービックキューブと、やることが多い。せめて入院の証しに(?)ゲーム1つぐらいはクリアしたい。西村京太郎サスペンスは、いよいよ第3章突入。小推理シリーズも少しずつクリア中。通勤時間でも遊べる小推理は残しておいて、大物本編の方に本腰を入れよう。

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…深夜というか未明、西村京太郎サスペンスの本編を最後までクリア。よし、次は何を遊ぼうかな。

 今日はプロ野球の大学、社会人ドラフト。注目の東洋大の大場投手をホークスが引き当てたことを夜のニュースで知った。すごいことなんだけど、あまり驚きとか感激が沸き上がらないのはなぜだろう。自分がそれどころではないからか。

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2007年11月18日 (日)

入院13日目

 日曜日の整形病院は静かだ。先生は休み、外来なし。療法士さんも休みでリハビリもなし。順番で週に2回入る風呂もなし。入院病棟の看護婦さんも少ない気がする。髪がペタついてきたので、洗面所で洗髪。高校生のころ、よく朝からシャンプーしてたっけ。根癖を直すには、あれこれ整髪料を使うより、濡らすのが手っ取り早いんだよね。今日洗髪したのは寝ぐせを直すためじゃないけど、さっぱりすっきりした。週2回といわず、隔日で風呂の日があればもっといいんだけどなあ。

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 午後、楽しみにしていた東京国際女子マラソンをテレビ観戦。今からある五輪選考レースが3つで、椅子が2つというのは、また物議を醸す結果になるかも。テレビ(新聞)の系列の問題があるから、一発勝負とはできないのは仕方ないけど。渋井陽子と野口みずきの注目2選手。中盤までマッチレースになるかと思いきや。野口選手が強さを見せつけ、大会記録でV。これは北京当確でしょう。

 時間つぶしに、色んな雑誌を持って来てもらっている。新潮、文春、ポスト、現代、その他もろもろ。ちょっとだけグラビア写真が出ている週刊誌がある。11月23日号週刊ポストの巻末カラーは「新体操の新女王がレオタードを脱いだ!」の煽り文句。この言葉から想像するとヌード写真かなとページをめくると。普通に服着てる(笑) 確かにレオタードは脱いでますけど…。ヌード雑誌じゃないんだから、無理矢理に妄想させるような見出しにしなくてもいいんじゃないかと思うは私だけ?

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2007年11月17日 (土)

入院12日目

 かなりよくなったと思って歩き回ると、朝には患部がうずく。薬の効果をあまり信じていなかったが、痛み止めなどはそれなりに効果があるのかもしれない。

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 本を読むとき、ベッド上より椅子の方が体が楽。病気じゃないから、椅子にずっと座って読書してもよかろうと高を括っていたが、起きっぱなしだと足がむくみ、痛くなってくる。ギプスの中で足が膨らみ、圧迫される感じ。そのままでは気分が悪くなるので横になる。自分では「折れてるとこ以外は全部健康」と思っていた、というか思いたいのだけど、体のバランスとはそう簡単でもないようだ。「2週間入院で即職場復帰」という青写真の実現は、危うくなってきた。

 朝、週に1度の院長先生の回診。先週はなぜか受けた記憶がないのだが。私がどこかふーらふら歩き回っているうちに終わってしまったのだろうか。

 固定式ギプスになって5日目。夜になるとむくむせいか小指が圧迫されて痛むので、部分的に切り刻んでもらった。回転式の電動カッターを体に当てる先生の姿は、一歩間違えばホラー映画そのものだ。まさに、Saw。足先の開口部がほんの1センチ広がっただけで、足の開放感は何倍も違う(当社比)。内出血痕は簡単には引かないが、とりあえず今の状況を撮影。

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 毎日、朝刊を病室に届けてもらっている。仕事のときより少しだけ読む時間が長くなっている気がする。制作に携わらない分、知らないことも多いし。今日、興味深かった記事を一つ、投書から。参院委の証人喚問で防衛省前次官が宴席に出た大臣経験者の名前を証言した。これに対し、首相が「そのような場所へ参加することはある。どうしても不都合に感じられることがあるなら、本人に直接聞いてみたらどうですか」と回答。投稿者は、首相としてあるまじき発言だと糾弾している。タテマエ論だとそうなのかもしれないけど、こういう人を食ったような物言いがまさに福田首相の真骨頂であり、さもありなんという感じ。

 私のイメージでは、年配の人ほど「首相になる人は人格者で、聖人君子でなきゃいかん」と思っている人が多いみたいだけど、政治の世界で頂点に立つ人が、人格者のお人好しであるわけがないのに。まさにそれが「政治」でしょう。

 ニンテンドーDSの西村京太郎サスペンス。14日から始め、今日まで4日間で第2章までクリア。ほどよい難しさと、謎解きが終わった後、容疑者が告白する苦悩話が、ホロリとさせる。プレイ時間はこれまで約10時間。入院中でなければ、こんなこともできなかっただろう。

 昨日、見舞客があったので、コーヒーでもいれようと談話室へ向かった。ところがあいにく、ポットの湯は沸かし中。しばらく待つことにした。そこへカチャカチャ妻がやって来た。病室にやってきては「なにしょーるんや、あんた!」と大声で怒鳴り散らし、患者が部屋にいないときも自分だけが居残り、カチャカチャうるさい音を立てるアノ人。ポットの前に来て、お湯を使おうとしている。私たちも沸くのを待っているし、間違って水を入れても困るだろうと思い、声を掛けた。「ポットは今、沸かしている最中ですよ」。すると返ってきたのは「分かっとるわ、そんなん言われんでも見りゃ分かる」。そのまま立ち去った。

・・・見舞いに来ていた先輩も「なんじゃありゃ? そんな言い方ないじゃろうにのぉ」とつぶやく。私もそう思う。一事が万事、こんな調子のカチャカチャ妻。クチャクチャ夫が別の病室に移ったおかげで顔を合わす機会が減り、本当に良かったと思う。

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2007年11月16日 (金)

入院11日目

 院内は携帯電話禁止と書いてあるが、あちこちで電話をかける姿を見る。そして病院側もとがめるでもなく、やり過ごしている。だったら携帯禁止の張り紙はやめてもいいと思うが、張り続ける事情もあるのだろう。

 談話室でくつろいでいると、盗み聞きする気はなくても、他人の電話の声が入ってくる。某氏が話し始めた。相手は会社の人っぽい。「あ、もしもし? 労災でと伝えていたのですが、やっぱ自分の事故だから…はい、こっちで処理します」

 事故の状況を私が聞いた範囲では、労災適用に何の問題もない。けど、土木、建築業の場合、現場での労災は指名停止につながることもあるそうで、死活問題なのだ。有形無形のプレッシャーがあったのかなかったのか、「自らの判断で」労災ではないと会社に連絡をした…ことになるのだろう。私の場合、特に何の障害もなく労災で処理をしてくれた。当たり前のことかと思っていたが、ありがたいことだと思わなければいけないのかもしれない。ちなみに、意図的な労災隠しは犯罪です。院内にもポスターが張ってある。

 「船場吉兆」が佐賀、鹿児島牛を但馬牛と偽装していた。あのねえ、佐賀牛、鹿児島牛って評価高いんですよ。偽物みたいな扱いをされて、怒るのは消費者だけじゃなく、生産農家への裏切りでもあると思う。

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2007年11月15日 (木)

入院10日目

 マンガ雑誌を定期購読しなくなって久しい。読んでいるころから今も続いている連載もあるし、作者も作品も知らないものも増えてきた。

 談話室に置いてあるビッグコミックスピリッツを手に取った。大学時代、今から20年ぐらい前が全盛期だったろうか。エログロは他雑誌より少なく「良質なオトナのマンガ」のイメージだった。ところがどっこい。時代の風向きは変わり「つまらない青年誌」ナンバーワンに選ばれ、他誌と同じようにグラビア写真で読者を集めようとしてはまた評判を落とすという悪循環。最近は、チラとも手に取ることもなくなった。

 そんなスピリッツをパラパラめくると「ひとりずもう」なるさくらももこさんのマンガがあった。1話だけではよく分からないが、マンガ家になるまでの自伝的作品らしい。藤子不二雄における「まんが道」のようなものなのだろうか。さくらさんといえば、中国新聞でちびまる子ちゃんを連載中。賛否の声があるらしいが、私は毎日、楽しみにしている。今日のやつはかなりツボだった。セリフだけ、書き抜いてみる。

「藤木、今ジャンケンで後出ししただろっ」「卑怯だぞ」
「ち…ちがうよ、わざとじゃないよ…信じてくれよ」
「ウソをつくなっ」「つくづく卑怯だな」ムッ
「ばかにするなっオレが本気で卑怯なマネをしたらジャンケンの後出しぐらいじゃすまないぞっ」

 卑怯呼ばわりに怒っているわけではない。卑怯者の藤木にも、自分なりの「筋」ってのがあるんだね。

 私の場合、ちびまる子ちゃんは連載マンガよりアニメの方がなじみ深い。さらに、さくらさんのエッセーシリーズのそこはかとない笑いがなんともいえず好きだった。「ひとりずもう」の単行本もチェックしてみようかな。(退院後に調べたら同名エッセー本が検索でヒット。エッセーを原作にしたマンガなのかな)。

 入院患者は年配の人が多い。30代、40代らしき人が3、4人いるが私が入院する前に既にコミュニティができているみたいで、いつも同じ場所でダベってらっしゃる。その場所とは。喫煙ルーム。本格禁煙から、かれこれ1カ月半。吸っている時に思ったけど、閉鎖された喫煙ルームに入っている人は同士は、用事があろうがなかろうが、なにがしかの会話をするものだ。それを糸口に、あれこれ会話が広がることもある。この病院では30代、40代+男性=喫煙者の構図が固まっている。見舞いに来てくれた人が愛煙家の場合は喫煙ルームに入ることもあるが、基本的には無縁の、無煙の部屋(ダジャってます)。かくして、喫煙者コミュニティとは、やや離れた位置でだらだら日々を過ごすのだった。

 妻から風邪で熱が出て寝込んでいるとメール。病床からは何もしてやれない。西村京太郎サスペンス。昨夜はすぐやめたつもりになっていたが、保存データを観たら2時間。意外と遊んだなあ。

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2007年11月14日 (水)

入院9日目

 ひろしまん。氏来る。昼前から午後3時ごろまでダラダラ。夕方、ぼすさんがコーヒーを持って来てくれた。入院から1週間を過ぎ、だんだん来訪者が減るこの時期。ありがたや、ありがたや。

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 ニンテンドーDSのソフトをもらったので、夜な夜な遊ぶ。まずは西村京太郎サスペンスに挑戦!!

 周囲のベッドから寝言がよく聞こえてくる。今日も大声で「このまま寝ててもいいかなあ」。心の中で「ええよ」と言うたら、直後から大いびき。かなり大きいね。私もそうなのかな。

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2007年11月13日 (火)

入院8日目 2週間目突入

 今日は待ちに待った火曜日。火・金の週2回、風呂に入ることができる。週に2回と決められているが、風呂場を見るといつも空いている。私の場合、介助が必要なわけではないし、もっと回数を増やせそうなのに…なんて思うが、一人のわがままを聞くと収拾がつかなくなるだろうし。毎日入っているときに比べ、抜け毛の量が多い気がする。普段抜けない分が「まとめ抜け」しているからだ、きっと。決して、薄くなっているわけではない。はず。

 入院から1週間がたち、ギプスの変更。これまでは添え木的な物を包帯でぐるぐる巻きにしていたが、今度は膝下から全部をカッチカチに固定。歩きやすいようにヒールも付いた。昨日、今日とかなり回復を実感してきた中、ギプスが変わってさらに歩きやすくなった。

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 ギプス交換の術式のため、1週間ぶりに生の右足首と対面。あらあら、ぷっくりとむくれて、足の甲の内側も外側も内出血でどす黒くなっちゃって。聞いた話によると、骨折したら必ず内部で出血があり、血が下へ下へと溜まっていくのだそうだ。「そのうち」治るらしいけど。そのうちって、いつだ。

 食事の話。味にもかなり慣れてきた。というか、冷静になってみると、この病院の食事のレベルは決して低くない。今日の昼は、牛肉の炒めたやつ、夕飯は刺身定食。あっはっは、どっちもウマウマ。特に夕飯。「量が少ない」と不平をぽつぽつ言っていたのが給食係に届いたのか、ご飯が気持ち大盛りだった。う~む、白いご飯、最高。

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 テレビニュースでは特措法絡みとか、民主党のごたごたなどが伝えられているけど、この日記が他人の目に触れるのは、何週間か後のことだもんなあ。その中でひとつ。元西鉄ライオンズの稲尾和久さん死去。「神様仏様稲尾様」が投げる姿は生ではもちろん知らないけれど、九州では今でも絶大な人気を誇る。私もシンパシーを抱いている一人で、夕刊デスクで九州コーナーの記事を選ぶとき、「大分の球場に稲尾記念館を作る計画」とかいう話題があると、優先的に引っ張り出したりした。ホークスの王さんも、こういう九州人の気持ちを十分に分かる人だから「九州の野球の遺志を継ぐ」という、うちの親父の世代が聞いたら泣いて喜ぶようなコメントを出してくれるのだ。

 九州のライオンズを経験した選手がどんどん減ってきた。そういえば、アジアチャンピオンを決める試合を観ていたら、韓国のSKだとかいうチームの投手コーチは加藤初さんが出てなかったっけ。稲尾様、ご冥福をお祈りします。

 今日は下の娘の誕生日。お祝いも出来ず、習い事の都合で面会にも来てくれず。夜、電話で「おめでとう」コール。ま、普通の誕生日でも、仕事で帰らないことも多いからなあ。娘にとっては、あまり特別なことではないかもしれない。

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2007年11月12日 (月)

入院7日目

 寝違えがさらにひどくなった。朝から看護婦さんに湿布薬を持って来てもらう。私の首筋に湿布を張った看護婦さんがひとこと。「この湿布、1200円になります。残りはここに置いとくね」。言った後、にこやかな顔でこっちを見ている。しばし沈黙の後…「もー、冗談よ」。…あのぉ、冗談にしては金額がリアルなんですけど、キッカワさん。2万5000円ぐらい、市販ではあり得ない額にするとか、「1億兆万円です!!」と叫ぶとか。小学生か。

 午後、ブログ仲間の女性2人来訪。ネットを通じた知り合いというと「出会い系」みたいなミヤビな響きを思い浮かべて、羨ましい気持ちになってる人もいるかもしれないが、ご安心を(何を?)。40代後半と50代後半のお元気おばちゃん。本当にお元気で、お2人とも西へ東へと勢力的に動き回っている。コンサートなんか、私より頻繁に行っているみたいだし。面白かったのは旦那さんの話。「遊びに行って一泊することは許さないのに、イノシシ狩りには行かせてくれるの。イノシシの方がよっぽど危ないのにね」。カラカラと笑っていた。

 いやいや、男にとって、妻はいつまでも女性なんですよ。そういう夫を持っているから、こうやってあちこち飛び回って、いつも生き生きした顔でいられるのだろう。なんかいい感じ。

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 今日は入院7日目。寝る前に打つ鎮痛剤の注射をついに断った。昨日の注射のことを思い出すと、腕がしびれる激痛がフラッシュバックしてきて、モーレツたまらん状態になる。そんな思いをするぐらいなら、患部の痛みを我慢して注射なしの生活を送りたい。これでうまくいけば、今後の注射は不要になるし、患部の痛みで眠れなければ、その時には別の方策を考えればいい。私が今闘っている相手は、右足首の骨折なのである。直接関係のない痛みと闘うのはゴメンだ。

 普通に静脈注射が入る人には、この痛みは分かるまい。刺す時に最初チクっとして、その後、どんどん痛みが腕全体に広がっていって「もう少しで終わりだろう」と思って見ていても、注射器の中の液体の量は全然動かず。腕がしびれ、そして内出血でどす黒くなる。こんなん、もう拷問ですから。

 「注射が嫌い」と口に出すと、たいていの人は「子どもか!」と笑い飛ばすが、何度もこの痛みを経験すれば嫌いにもなる。しかも、一番大きな問題は、注射失敗の痛みを我慢しても、治癒にはまったく無縁だということだ。無駄に痛いだけ。しかも、内出血の後遺症は、長いときは数カ月続くからね。

 体重計に何度乗っても67キロ前後をうろうろしている。看護婦さんに確認したところ、ギプスが何キロもあるはずがないとの結論に達した。つまり、入院直前から私の体重は自己ベストを大きく上回っていたということ。滑ってコケた原因もそこだったりして。ということは、さらにたどれば、タバコをやめたから太ってしまい、結果、骨折をした? 禁煙が身体を壊す…の?

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2007年11月11日 (日)

入院6日目

 昨朝も痛かったが、今朝も左首肩が痛い。無理な寝返りで寝違えてしまったか。昨夜は午後11時過ぎから午前5時まで熟睡。地元選出政治家が勢揃いする夢を見た。選挙近しの正夢だったりして。

 午前、ブログ仲間のやんじさん来訪。直後、同じブログ仲間のばつぐんさん、バニラさん、ぼすさん。談話室にてしばし歓談。4人は五日市で開かれているミヤカグさん(こちらもブログ仲間)のイベントへ向かう途中、病院に寄ってくれた。時間だけはいくらでもある私、何時間でもいてもらいたいのだが、皆さんには次の予定がある。どうぞ、向かってくださいと促したら。ぼすさんがいきなり「じゃ一緒に行くか」。そうだよね、別に病気じゃないもん、外出を伝えさえすれば、出ても大丈夫じゃん。てなわけで、ミヤカグへGO!!

 ミヤカグイベントではたくさんのブロガーさんに出会った。つゆまめさん、shiozyさん、LUFTさん、花かんざしさん、masami♪さん&ノブさん、価っ値ゃん、しいたさん、おっちょこおばさん、みかぼんさん、初っちゃん、あんこやさん、えーーっと、それからそれから…。漏れがあったらごめんなさい。とにかく、そんなこんなの大盛況。

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 イベント会場で2時間ほど過ごした後、今度はラーメン店へ。なーんか、学校の合宿中にこっそり抜け出して外食をするような、ちょっぴり罪悪感。早く戻らねば怒られるかも、でも戻らずに楽しんでいたい。そんな感じ。病院食の量の少なさに不満爆発しそうだったので、ガッツリと尾道ラーメン&チャーハン。ペロリと平らげてしまいました。

 ラーメン&チャーハンを食べたのは午後3時前。午後6時からの夕食が入るか不安だったが、まさに杞憂。空は落ちない、こちらもペロリ。こうやって出来事をノートに書いている今は午後8時半過ぎだが、既に空腹になりつつあり、少しだけグー、はっとしてグーとお腹が鳴っている。

 間食して太ったら足への負担が増え、治りが遅くなりのではないかと思って心配していたが、少し考え方を変えてもいいかと思い始めた。こんなに常に空腹になるのは、自然治癒のために身体がもっともっと栄養を求めているのではなかろうかと。それならば仕方あるまい。ビタミンと水分を補給するミカンを食べるとか、糖分補給にアメをなめるとか、干し梅をしゃぶったりしよう。脂肪分は控えて、控えて。

 今朝、体重計に乗ったら66.9キロ。昨日より600グラム減。食事の前だったから、ちょうど空腹分ぐらいか。それにしても、ギプスの分があるとはいえ、自分にはあり得ないぐらいの数字を体重計が差しているのは気持ちが悪い。正味の話、何キロぐらいあるのだろう。気になる。

 夜の注射失敗、2度失敗。ひじ内側と手の甲。血管を破ったとか、液が漏れて内出血したとか、看護婦さんが言う。どうでもいが、とにかく痛い。針を抜いた後も痛さは続く。保冷剤を持って来てもらい、患部を冷した。結局、鎮痛剤は所定の半分しか入らず。けどね、今日の2度の失敗は、ぶっちゃけ骨折患部の痛さを超す。注射の痛さで患部の痛さから気をそらす…って、三文マンガのオチじゃないんだから。頼む。

 昨日、妻が言っていたこと。「こけるようなとこ歩かなければ良かったのに」。けんか売っとるとですか。こけると思ってないから歩くんでしょうに。なんか、腹立つなあ。

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2007年11月10日 (土)

入院5日目

 一昨日は夜に何度も起きたが、今朝はいい感じ。午前0時過ぎに布団に潜り、6時ごろまで起きずに過ごせた。これまで、右足を動かすと痛くて目が覚めていたが、だんだんとコツが分かってきた。寝返りするときも、じんわり右足を動かし、ひねったりせずに身体の向きを変えることができるようになった。寝返りの体勢を意識しなければならないというのは、ある種、すでに目が覚めていることと等しいが、それでも前日より一歩進んだように思えるのは、それだけで嬉しい。小さなことからこつこつと。一歩一歩、治していかねばならないのでしょう。

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 昨日なかった通じアリ。普段は快食快便だったが、入院してから2日に1回ペース。2日分となると、かなり大物。時間が掛かる。足を踏ん張れないのも原因のひとつか。和式トイレしかなかった時代、足の骨折をした人はどうやって用を足していたのだろう。

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 今日から病室に新聞を取ることにした。家から持って来てもらったり、見舞いの仲間が買ってきてくれたりしていたが、毎日必ずというわけでもない。やっぱここは復帰後にも備えて中国新聞。「カープFAショック」のワッペン企画の記事などがある。来季、タテジマで活躍する新井選手を見たら、このベッドの上から見た号泣会見の様子を思い出すことだろう。

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 変な夢を見た。更生法適用を申請したNOVA。イメージは崩れたけれど「NOVA=英会話」という知名度の高さを利用しない手はない。そこで支援に乗り出した企業が考えた英会話教室の新たな名前は「NOBA」。「ノヴァ」から「ノバ」となり、講師たちの雇用を守るのだという…以上、私の夢より。他人の心配を夢で見ている場合じゃないよね。

 入院してから一度も体重を計っていなかった。廊下に手すり付き体重計があったので乗ってみた。きっとやせているだろうと思っていたら。67.5キロ!? 7キロぐらい太っているではないか。…さらによく考えたら。ギプスの重さがあるから太ったとも言い切れまい。ギプスも取り替えるみたいだから、体重変化は把握しつらいだろうな。

 部長来訪。今回の事故の場所は、仕事を終えて本社の通用門から外へ出た直後。当初「労災」として書類記入を求められた。翌日、帰路に向かっていることを理由に通勤災害の書類に書き直しをした。そして今日。帰路に向かう途中でも、会社の敷地内でだから再び「労災」で書き直し。あのぉ、一番最初に労基に確認すれば済む話だったのでは? ま、時間は無限にありますからハンニャシンギョウを書いて精神統一をするような気持ちで書かせていただきます。さらに。「これでも読んで」と渡されたのは、仕事の資料。ですよね、娯楽本ばかり読んでるわけにはいきませんよね。けど後回しっ。

 夕飯。豚肉の揚げたやつ、モロヘイヤのおひたし、それと米の飯。少なくね? 量も品数も。お隣のベッドをちらと見たら、これプラスみそ汁を食べている。一応、個人に合わせてメニュー調整するって言ってたしなあ…。塩分控えめで私はみそ汁抜きなのか。さみしいのう…5分ほどで食べ終える。お膳を下げに係の人が来たので、とりあえず確認することにした。
私「人によって食事は違いますよね」
係「そうですね。糖尿の方とかいらっしゃるし…」
私「私に椀がないのもそのせいですかね?」
係「(隣と見比べ)え?…あ…あ!」
 …ちょっと待ってと言い残し、どこかへ去る係の人。すぐに戻って来て「給食係の人が忘れたみたいです」。給食係が忘れるて…小学校かいっ!! いいもん、いいもん、その分、夜食を食べてやるぅ(ニヤリ)

 午後9時過ぎ、面会時間を過ぎて妻ら家族がやって来た。夕食だけでは足りない空腹オヤジ。菓子1袋を食べる。大丈夫、これぐらいで太ることはあるまい。

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2007年11月 9日 (金)

入院4日目

 昨夜は日付が変わるころまで談話室で過ごす。午後9時消灯でもテレビはつけてあるし、何よりノートに日記を書くのに、電灯がつけてあるのはありがたい。

 0時過ぎに布団に入り、午前2時、4時、6時ときっちり2時間おきに目が覚める。夜になるとしばしば泣いている息子(1歳3カ月)と同じみたいだな。息子と同じといえば、物やテーブルにつかまり立ちしている今の私って、息子と似たようなものかもしれない。

 朝食後、看護婦さんが「どうぞお風呂に入ってください」と来た。入院4日目、頭がペタペタになってきたのでありがたい。誰か介添えしてくれるのかと思ったら、すべて自己完結。足に負担をかけず、座ったまま身体を洗える椅子がある。どう説明すればいいのか、家具サイズのスケベ椅子? 語彙が少ないのお。洗髪をすると気が晴れる。逆にいうと髪がペタペタのままだと気分が滅入る。

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 イーバンク銀行の電子取引を初利用。入院前にオークション入札していた品が、そのまま落札となっていた。パソコンのメールを読むことも、ATMまで行って入金することもできないが、携帯電話があれば、今は何でもできてしまう。便利だけれど、おそろしや。

 右足首は包帯に包まれている。今日は張りがあるというか、むくんだような感じがする。そっと包帯をめくってみた。足の指なんか、何かの幼虫がぷくぷくに太ったような状態で、ドス黒い紫色をしている。自分の身体の一部ではないようだ。ホントに元通りになるのかしら。

 入院時の採血の結果が出た。γ-GTP、中性脂肪、白血球数などが高め。「γと中性脂肪は、食事をしっかり取って間食をしなければ下がります」とのこと。でしょうな、病院食は脂分が少ないし、お酒も全く飲まないわけだから。…っていうか、それは主目的ではないんですけど。白血球数が多いのは、骨折中には仕方ないことらしい。

 昼に来た山手君が笑かしてくれた。差し入れはプロ野球ポテトチップスとカップ麺。そう、先日買ってくれた「長浜屋監修」ラーメンは、広島でも普通に買えるのだった。「間食するな」指令の矢先のアブラ系差し入れ。3度の食事は完食、間食は控えめでこれまできたのだけれど。言いつけをすべて守っていては、空腹でたまらない時間が続く。午後9時過ぎ、夕食から3時間後に長浜屋を食す。日付を過ぎたころに就寝。

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2007年11月 8日 (木)

入院3日目

 なるべく水分を摂るようにしているが、昨朝から今朝までの丸一日でトイレに行ったのは6回。それも尿意がなくて無理して行ったのも含めて。

 朝食はパン、丸いやつと焼いたトースト1枚。空腹がどうにもたまらないので昨日、妻に少しだけ間食する物を買ってきてもらった。ビーフジャーキー、イカの酢漬け、種ぬきほし梅。食べてもバリバリと音がせず、口に入れておけば間が持つようなやつ。

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 部長が職場の皆に「暇にしているから本を持って行ってやれ」と伝えてくれたらしい。次から次へと本、新聞を届けてくれる。テレビニュースは病床からでもしっかりチェックしているので、活字情報はありがたい。妻にもここ数日分の新聞を持ってきてもらった。野球、パズル、小説、雑誌系週刊誌、報道系週刊誌、Mac本、スポーツ新聞、求人情報誌(?)…うまい具合にバラけるもんだ。

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 ブログ仲間は価っ値ゃん来訪。時間があるので、ブログのコメントへレス。ケータイからのレスは慣れない。書きたいことをまず紙に書き、それをケータイでゆっくりパンチ。

 故郷は佐賀県の武雄市の整形外科病院で、患者を間違えたと思われる銃殺事件。間違われるという事件にも衝撃は大きいが、狙われそうな組幹部が普通に入院しているというのも驚く。今や、暴力団抗争の舞台は広島ではなく、北部九州で激しさを増しているらしい。

 入院前に買っていたアボカドを切って妻が持って来てくれた。一緒に入っている魚形の調味料は当然醤油と思いきや…掛けてびっくりソースだった。頼むぞ、妻。注射は今日も一発OK、しかも痛くない。これほど腕に差があるものなのか。

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2007年11月 7日 (水)

入院2日目

 朝から全身筋肉痛。右足首も「なるべく指先を動かせ」という教えを実践してきたせいで、折れた場所以外が痛い。本当に痛いのはどこなのか分からない。のどの奥が痛い。繊細なのどなんだよなあ。空調が違うところで寝ると、必ず体調を壊してしまう。

 クチャクチャ夫、朝食の直後にもクチャクチャ何かを食べている。

 午前、mixiに骨折のことを記入。妹がこれをすぐ見たらしく、それを聞いた姉が電話してきた。「足、大丈夫? それと、送った米届いた?」。あのぉ、入院してるんで、自宅に米が届いたかどうか分からないんですけど。

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 「入院計画書」を看護婦さんから受け取った。入院「2~3週間の見込み」。え? 思ったより全然長いんですけど。2日目で早くも滅入り気味。クチャクチャ夫とカチャカチャ妻。「警察がうち来たんよ」と、こそこそ話(でも、声が大きいので聞こえてしまう)。何から何まで不思議な人たちだ。

 妻からPTCAの書類がうまくプリントできないと電話。電話で指示をしてくれと言うが、状況が分からないままでは対策のしようがない。加えて、身体のあちこちが痛く、不調のときでもあるし辛い。

 午後、部長再訪。入院予定を「最低2週間」と伝えると「え?」と固まる。私が昨日「軽いっすよ」と言っていたので、1週間程度だと思っていたのだろう。実は私も今朝「入院計画書」をもらうまではそう思っていた。会社等に提出する書類に記入。

 昼食はラーメンライス、山菜の煮たやつ。「食事は栄養を考えているので間食しないように」と指導があったが、それなのにラーメンライスとは。量が少ないので食事の後、すぐ空腹になる。

 カチャカチャ妻が来た。午後4時半、またカチャカチャいわせて、クチャクチャしながらペチャペチャしゃべっている。病室でわざわざ食べるのはなぜだ。談話室があるのだから、そこで食べればいいのに。

 新事実。カチャ2妻がクチャ2夫に「あんたの息子は来んのか?」と話している。どうやら夫婦ではないらしい。それにしても本当に不愉快な人だ。今日は今日で「寝たきりになるなら、死んだ方がええのになあ」などと大声で言っている。そういうのは健康な人だけがいる場の冗談にしてくれ。ここは病院なのだ。部屋を代えてもらおうと思ったが、空き部屋がない。

 ブログ仲間のマッシュー君が来てくれた。サンクス。ラムちゃんからは花。

 夕刻、「小沢代表辞意撤回」の報。民主の両院議員総会がテレビで生中継されている。生中継されるのはオープンなことで結構だけれど、騒動の発端となった党首会談は密室だもんなあ。間を取り持った人物はマスコミ界の大物だといわれているけど、今でも「世論はマスコミがつくる」とでも思っているのか。時代錯誤な感じがするのは私だけ? 今夜の鎮痛剤注射は一発OK。毎日こうあってほしい。

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2007年11月 6日 (火)

入院1日目

 4人部屋。患者がいないとき、弁当か何か、はしをガチャガチャ激しく音を立て、ナイロン袋をガシャガシャ広げている音がする。実に不愉快。なぜそんなにカチャカチャカチャカチャとはしの音が立たなければならないのだ。弁当箱をひっきりなしにかき回しているとしか思えない。不思議。

 生まれて初めての救急車、骨折、入院体験。右足首の外側の亀裂骨折だそうで、骨折の中では軽症の部類らしい。両手松葉杖をつき、右足に1/6の力だけ掛けるようリハビリ指導を受けた。夕食、社員食堂とどっこい。米が白く、炊きたてっぽいところはこっちが上。

 尿意が少ない。微熱で汗をかいているからか。ギプスで固めたら痛くないのかと思ったら甘かった。ギプスの中で痛い。疾病名は「右腓骨果部骨折」。漢字が難しい。

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 注射が嫌いなのに、採血と寝る前に鎮痛剤の注射があるという。どうせ効かないのなら、注射なしで我慢するけど。せっかくの鎮痛剤も、注射が痛いとプラマイゼロ。私の悪い予感は当たった。痛み止めの注射は刺すときも、抜くときも痛い。2度、3度と抜いたり刺したりを繰り返した看護婦さん、「もう1回だけ」と刺した後、再び抜いて、はぁとため息をつきながら「今度は別の人に打ってもらいましょう」。あのねえ、何度も何度も痛いんですけど。これじゃプラマイゼロどころか痛み超過の財政破綻。次にやってきたベテラン看護婦さん、「注射打ってもいいですか」と聞いてきたので、ついつい意地悪に「1回で済むなら」と答えた。注射嫌いにはたまらん地獄だ。

 部長と事故当時一緒にいた先輩が来た。労災関係の書類など記入。

 夜。カチャカチャ妻とクチャクチャ夫。消灯後にスルメか何かをクチャクチャ食べている。同部屋だけど仲良くなれそうもないなあ。

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2007年11月 5日 (月)

初の入院体験

★★★★ふとしたことで(会社の通用門のスロープでコケたんですが)、右足首を骨折して入院してしまいました。骨折も、入院も、初の体験。入院中は時間はたっぷりあったので、不平やら小さな気づきやらをメモし続けました。入院していた約3週間、日記の更新は止まっていましたけど、何日遅れても一日分も欠かさず更新するのがこのサイトのコンセプト。入院手帳を基に、休んでいた間の日記を公開します。
だらだらと長文の割に中身はあんまりないんですけど、入院中の心境の変化とか、人は退屈するとどんなことを考えるのだろうとか、ちょっとしたヒントになるかもしれないので、暇で仕方のないときなどにどうぞ。写真は本文とは関係ない場合もありますが、一応その日に撮影したものです。★★★★

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