歴史は繰り返す
最近、サントリーが角瓶で作る「ハイボール」をプッシュしている。ハイボールとは一般に、ウイスキーを炭酸で割った物。私にとっては、少し上の世代の飲み物というイメージ。「いつもの店」でも、このハイボールを注文する先輩が何人かいる。翌日に残りにくいのだそうだ。ハイボールという言葉を聞くと、レトロな感じを受ける。「コークハイ」は、20代のころに飲んでたかな。
私たちの世代が、まだ若いころ、カラオケボックスなどに行きまくっていたころ、酎ハイがグングンと売り上げを伸ばしていた。この「酎ハイ」の語源は「焼酎ハイボール」。ハイボールのウイスキーを焼酎に置き換えたわけだ。
ところがその後、酎ハイに変化が訪れる。店頭で確認すれば分かるけど、最近の缶酎ハイのほとんどが「酎ハイ」ではなく「チューハイ」。焼酎を使っている物はほとんどなく、ウォッカだったりジンだったり、名探偵コナンに出てくる黒ずくめの連中の名を使っているものばかり。あ、そのうち、コナンにも「ハイボール」さんとか出てきたりして。
で。
今日、雑誌でTAKARAの「焼酎ハイボール」の広告を見た(リンク先は発売時のリリース)。2年ほど前に発売された「昔ながらの」酎ハイだそうである。本当なら「酎ハイ」と名付ければ済むはずなのに、現在の「チューハイ」が別物を表すようになったから、わざわざ商品名も「焼酎ハイボール」になったのだろうなあ。こういう例って、ほかの食品にもあるような気がする。
このまま流行がどんどん昔に戻って行くと。ビールから発泡酒、そして第3のビールへと移った流れがホッピーに向かったりとか、日本酒も透明な物から白濁した物が喜ばれるようになったりとか。ま、それはそれで悪くないかもしれない。
仕事は朝刊スポーツ面デスク。試合がない日の夜は、何だか味気ない。忙しすぎるのも嫌だけど。どっちやねん。














